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伝統工芸の潮流 そして私達オルドギアの想い

2025.04.17

令和7年4月6日の日本経済新聞の日曜日版で「URUSI 漆」の特集記事が大きく取り上げられていました。
以前にも同紙の日曜日版で「文化こそ成長のフロンティア」の特集記事が取り上げられていましたが、日本の伝統文化、工芸技術、その総和としての芸術性に正当な評価を与えようとする潮流が生まれようとしていることがとても嬉しいです。
漆芸作家 時田早苗さん インスタ→https://www.instagram.com/t_ok_it_a/

当初は全くの素人だった私なのですが、8年程前に御縁があって日本画、漆芸、彫金、絹織物等の日本の伝統芸術を承継する作家達と交流が生まれました。
そして伝統工芸のフィールドがこれ程奥深く限りないものである事を知りました。見れば見るほど輝きを増す究極の美、其れを生み出す作家の創造力と研鑽を重ねた技量に、美の真髄を教わったように思います。
そしてそれを担う画家や工芸家は、かけがえの無いエグゼクティブアーティスト達で有り日本の宝との想いが募りました。


この様な想いの経過と各大学の研究室の御協力を頂き、私の専門分野である不動産、建築と融合させた、「世界にひとつ」のリノベ芸術建築住宅を生み出す事になりました。
現在も勇気を振り絞り挑戦し、情熱を注ぎ込んでいます。

そして既に5年が経過し、私達が創作し挑戦し続けている芸術的住居空間はお客様に支持され確実に拡がりを見せています。
大量生産、大量販売の価値観から解放され、「世界にひとつ」の芸術的住居空間で好きなものに囲まれて家族と暮らす幸せ。私達は世界的に見ても稀有な安心、安全な社会を創り上げて来た民族ですから、その果実として、プライベートな時間の応分の贅沢は許されると思っています。
そしてそれぞれの家庭から自然と発散される「ゆとり」は次の世代に受け継がれ、もっと個性を尊重する自由で躍動する社会を創り出すエネルギーと変化する事でしょう。


「美の国ジパング~聖地北九州」を此れから何十年にもわたってそこで暮らす家族が、日本の伝統文化や芸術、工芸を発信続けるなんて壮大な夢の始まりです。リノベ芸術建築作品を購入して頂いたお客様と私達オルドギアとは価値観は共有していると思っています。

ゆっくりとそして堅実に成長し続けて、ビンテージ感溢れる芸術的住居空間エリアとなって風景に溶け込んで行く事を願っています。

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