こんにちは。Suggieです。
先日門司港を散歩していると帆船 ”日本丸”(上写真)が門司港に着岸していました。
雄大な船が目の前にあると、船員ではない私まで帆を広げ大海原を進むような気持ちになりました。
海は世界と繋がる妄想の魔法で、妄想癖が激しい私にはぴったりの港町です。
そんな帆船をバルコニーから見られる海峡スイートルームがつい先日完成し、弊社代表者ブログでも紹介したオルドギア特別誌のためのスペシャルな撮影を終えたところで、これから特別誌のリリースをもって本格的にプロモーションとなります。
海峡を行き交う船をゆったり眺められるノーフォーク広場(上写真)までも徒歩圏内。
築後30年を超えていても、給排水管や設備の更新、断熱改修などリノベーションを施すことで、関門海峡を望むロケーション最大の魅力が何倍にも膨らみます。
前回ご紹介した床下地のこだわりの他にもたくさんのこだわりが詰まっているリノベーションの一部をご紹介します。
まずは室内で使用している様々な材木について。
玄関の上框(玄関土間の上にある床と直行している端の部材)はマンションでは搬入寸法ギリギリの約3mの一本ものホワイトオーク。
それを職人技のガラスコーティングで特殊塗装仕上げとしています。
ニスなど従来の保護剤のようにテカり過ぎないマット仕上げでありながら、水はもちろんうがい薬や醤油にも耐える保護が可能となります。
このホワイトオーク材 + ガラスコーティング特殊塗装は、手がよく触れる窓枠周りとキッチン家具のノルディックスツールにも使われています。
またベッド上部のオーク材とウォールナット材のデザイン壁にも職人技が。
通常はスプーンカットの美しさをそのまま貼る施工がほとんどですが、棟梁のこだわりで塗り壁や間接照明の柔らかさに対して、木材が主張しすぎないようスプーンカットの溝ひとつひとつを手作業で面取りしています。
写真ではわかりづらいですが
(左)面取り後 (右)面取り前
触ると一目瞭然ですが見た目にも柔らかさが宿ります。
もちろんウォールナットの枠材も触り心地よく面取りされています。
リゾートホテルのスイートルームのような、落ちつきと柔らかな質感を出すために壁は全て塗り仕上げ、リビングと寝室部分はダウンライトなどの直接光源はなく、間接照明とヤコブソンのテーブルランプやフロアランプが優しく照らす計画です。
塗り壁材や無垢材の柔らかさが際立つよう、対比して真鍮を散りばめています。
ブティック部分のクローゼットは紺ブレザーと金ボタンの組み合わせのように、汚れに強い表面材 + 上手製作所製の真鍮引手を採用しました。
また奥行が深い引き出しは、重量用のレールを採用しています。
また主を美しく見せる洗面鏡やブティック部分の全身姿見のミラーはすべてオーダー製作。
ブッティク部分や洗面部分は吸放湿・調湿効果のある与那国島化石珊瑚の塗り壁仕上げ。
また万が一のご要望に備えて、クローゼット天井部分とリビングエアコン前には、つけ外し可能な室内干しもインストールしています。
見えない部分では外壁面の下地から新規更新し、24K断熱材改修+内窓(Low-E二重窓)新設
これら匠の技術と経験が詰まったこだわりの上になり立つ機能とデザインだからこそ、オルドギアの安心保証がプラスできます。
高級ホテルで採用されているシモンズ製のベッドが設えられ、ベッド上のスローは実際にホテルで採用されているオーダー製作品です。
主をもてなすオーバーヘッドシャワーや2か所の洗面、こだわりのキッチン&カップボードなど、本ブログだけではまだまだ紹介しきれないこだわりがたくさん。
続きはまた次回。気になる方は時間を取って現地現物でご案内します。
海峡を散歩コースに抱える贅沢なプライベートリゾート。
季節によって沈む位置が変わるサンセットを専用バルコニーから見てみませんか。