こんにちは。杉です。
突然ですが皆さんは字面で音楽が思い出せるでしょうか。「家に~帰れば~♪積水~ハウス~♪」
テレビCMで一度は耳にしたことがある方も多いと思いますが、大手ハウスメーカー「積水ハウス」の有名なCMソングで私もついつい何度も口ずさんだことがあります。
本日はその積水ハウスの家をリノベーションした弊社HPギャラリー内に新着となったAtelier vert(=フランス語で緑のアトリエ)を担当プロデューサーの視点でご紹介します。
本邸宅はギャラリー内のコメントでもご紹介している通り、大手ハウスメーカー「積水ハウス」が当時北九州管内の一大プロジェクトとして開発した全85区画の分譲団地「くずはら緑山(現在のコモンシティ小倉)」で、立派な家々やその綺麗な街並みから大袈裟ではなくカリフォルニア州の「ビバリーヒルズ」を連想させられます。
(↓カリフォルニア州 ビバリーヒルズ。)
外構やビルトインガレージなどどの邸宅も立派で、この素敵な街並み自体を大手ハウスメーカーが分譲するという大型開発は、地方都市では今後なかなか実現しないかもしれません。この住環境、住宅団地形成そのものが価値があると我々は評価していますし、団地の雰囲気や外構を見て頂ければ、団地開発にかかった工事費やメーカーの想い、熱量は一目瞭然です。
外壁や外壁材の間に施工するコーキングなどは経年変化が見られましたので、ビバリーヒルズにあるような陽当たりの良い家を想像しながらしっかり3工程塗装とコーキングの打ち換えを施しています。
個人的な見どころは東京藝術大学大学院日本画第三研究室卒である「中野貴文」先生の 第78回春の院展入選作品 40号日本画原画「南のアトリエ」と対話できる和室床の間。
中野先生が旅先の沖縄で壁画を一心に描く青年の姿がとても印象に残っていたそうで、作品の中に描いた奥のヤシの木はその青年が制作していた絵の下図という素敵な構図の作品です。南向きのこの和室にまで南国の風が吹き込むアトリエの空気感が伝わってきそうな明るい気持ちにさせてくれる絵画。撮影時にはちょうど絵の中にも描かれているモンステラが最盛期でしたので撮影時には本物のモンステラに華を添えてもらいました。
そして絵画から飛び出したArtctuary Wallpaperが設えられたダイニングスペースとサッシの外に見える本物の緑との対比。
また緑のアトリエと名付けられたこの家の魅力など是非現地に足を運んで心地よさと見どころをご体感ください。(今ならOLDGEARのサマーキャンペーンで付いてくる、ダイキン社製のエアコンでリビングを冷やしてお待ちしております。)