産学連携プロジェクトIndustry-Academia Collab.

【第23弾 vol.2】完成までのStory / 九州産業大学芸術学部生活環境デザイン学科 安齋研究室

2022.01.20

  • 第23弾「フレーム・ハウス」

こんにちは。杉です。

既に弊社HP上で発表済みの産学連携リノベーションプロジェクト第23弾。

某ビフォーアフター番組のようにきれいな編集とはいきませんが生々しい現場の完成までのストーリーを少しだけお届けします。

Before→解体

安齋教授のSpecialな照明計画・設計を現実のものとするため、大工さん、電気屋さんをはじめとした施工チームが連日頭を悩ませておりました!

特に先生の建具と格天井がシンクロするデザインが姿を現すと、マンション一室でこのこだわりが見られるのは荘厳といいますか、圧巻というのか、とにかく凄いのです。

前回も書かせていただきましたが、新築分譲時は部屋の向きや広さによって何パターンか企画化され効率よく販売されていたマンション1室が、大学教授が、施工チームが、この部屋のためだけに、世界で一つだけの空間づくりのために頭を悩ませ全力で向き合っている現実。

完成した現地で感じる空間美は、きちんと言葉では言い表せませんが、真の豊かさやゆとりが詰まっていると感じます。

物や情報が大量に世の中に溢れている現代だからこそ、アイデアが形となりこの世にたった一つしか存在しないことの事実が、私にとって稀少で価値あるものに感じます。

通常は見られない過程、ストーリーは出来る限りアウトプットしていきたいと思います。

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