この度、プロデューサーTAKADAが日本画家の三浦愛子先生とコラボさせて頂き、リノベ芸術建築作品「森の癒し」をリリースいたしました。モチーフとなったのは先生の40号作品「ほしひろい」です。透明感あふれる画風に、雑味を削って削って最後に残った「純粋の美」を感じます。
私は多くの三浦先生の作品の中でこれが一番好きです。第79回春の院展の入選作品です。
この記念すべき作品を手放す時の先生のご心情をお察しすると、そのご厚意に言葉がありません。
このようなことが実現できるのは、東京藝術大学日本画研究室や所属する画家たちの「日本画の研究、研鑽そして伝統を引き継ぎ普及させていく使命」と、私たちオルドギアの「美の国ジパング~聖地北九州の想い」とを、幸運の女神様に結びつけて頂いたからだと感謝しています。
実は、とても繊細で扱い方も微妙なこの作品「ほしひろい」を、TAKADAがどのようにプロデュースしていくのか、所定の壁面を飾るまで心配していました。
画竜点睛。これで収まる所に収まり、調和の取れた凛とした室内からは気品が漂います。
これぞ日本画家「三浦愛子」先生の力量、画の魅力なのでしょう。
また、それに相応しくプロデューサーTAKADAのリノベ建築のプランニングの素晴らしさ、そしてデザイナーMISAKIの抑え気味のデザインが趣を添えます。
施工はオルドギア自慢の本田棟梁です。これぞコラボレーションの相乗効果であり、醍醐味です。
一般の居宅用マンション・戸建てで、一級の日本画が室内リノベーションのモチーフとなり、またインテリアとして室内をモチーフ原画で飾る発想、そして実行は、日本国内において初めてのことであり、私たちオルドギアをワクワクさせています。
また、日本画や工芸品、音楽も含め日本芸術の魅力をもっと身近なものとするための「美の国ジパング~聖地北九州」は、お客様自身が「文化形成」の当事者として参加している面白い取り組みだと思っています。
年月はかかりますが、それぞれの人たちが「日常の暮らしの文化」を誇りを持って世界に発信できるようになったら最高です。
お披露目のオープンハウスには、ぜひともご来場ください。担当プロデューサーのTAKADAがお待ちしております。
