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Art in Art 【by:SUGI】

2020.02.28

こんにちは。杉です。

上の2枚は既に前回ブログでご紹介した写真ですが

東京藝術大学大学院美術研究科のアーティスト

「佐藤佑」氏とコラボしたArtctuary作品のこだわりを

改めてご紹介します。(作品詳細は上記リンク先をご覧ください。)

 

北九州市小倉南区のモノレール「徳力公団前」駅から

徒歩6分の平坦地に所在する大手ディベロッパー分譲のマンション1室。

 

戸建感覚の贅沢なルーフバルコニーや坪庭を備え、

愛車を守るシャッター付ビルトインガレージがあるなど

マンションとしては珍しい魅力を備えた建物。

お散歩コースとなる志井川沿いはこれから春の季節に

川の両岸で桜が咲き乱れ川が見えなくなるほど。

そんな美しい光景を自宅のルーフバルコニーから見られる

贅沢な邸宅の美しいBefore Afterもご覧ください。

 

 

もともとのオーナー様が大切に住まわれていた美邸を

さらに今回のリノベーションによって昇華させ、

佐藤佑氏とのコラボがお互いに惹き合うような

力強くも優しい空間デザインを目指しました。

 

白と黒、そしてディテールのゴールドが

それぞれ引き立つ世界観を表現しました。

 

また今回、日本画家の佐藤佑氏には

この室内のためだけに3点の絵画を描き下ろしていただき

そのうちの2枚は居室に彩りを添えて

1年中家族やゲストを癒す特別な空間に。

そして残りの1枚はArtctuary壁面としてリビング空間と

見事に融合しました。

そして今回のこだわりココっ!!

これまでのArtctuary作品には無かった

アート壁面の中にアート作品を融合させるという

まさに

Art in Art が世界初披露!!

絵画を設置する場所を現地で考えていたときに

Art壁面に設置することが画家への冒涜になるのではないかなど

暫く自分自身で問答がありました。。。。が、

この着想のもととなったのは

紛れもなく今回コラボした佐藤佑氏の絵画「朝蜘蛛」のおかげであり

彼の絵画が、そして彼の絵画がArtctuary壁面となり

「この絵画がこの場所にあっても良いんだよ」と囁いてくれた気がしました。

Artctuary作品内でのArt in Art が

世界初の取り組みであることをここに宣言させていただきます。

皆様、素晴らしい作品を是非現地でご覧ください。

そしてこれからも温かな目で作品プロデューサー SUGI の奇行を見守ってください。

 

 

 

(※Special thanks)

■画家   佐藤 祐  

 【題名】「朝蜘蛛」

 【画材】和紙/墨/岩絵具

 【コンセプト】 尾瀬の湿地帯を描きました。朝露に濡れた蜘蛛と小さな花が咲いていました。

 

 【題名】「菊」​

 【画材】画用紙/鉛筆/透明水彩絵具/岩絵具

 【コンセプト】黄色いスプレー菊を描きました。葉の葉脈、花の柔らかさを描きました。

 

 【題名】「紫陽花」​

 【画材】画用紙/鉛筆/透明水彩絵具/岩絵具

 【コンセプト】 青いアジサイを描きました。青の色の違いに注目して描きました。
 

 【経歴】

 1993年 12月21日 生まれ  男
 2012年 3月岩手県立不来方高等学校卒業
 2018年 3月東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
 現在 東京藝術大学大学院美術研究科 絵画専攻日本画在籍

 受賞歴

 2016年 安宅賞 (平成28年度東京藝術大学安宅奨学基金)
 2018年 卒業制作作品帝京大学買い上げ(次席卒業)
 2018年 第四回F0公募展ミニアチュールzero2018 (彩画堂)
  ナムラ賞
 2018年 第四回石本正日本画大賞展 大賞
 2019年 第23回 松伯美術館 花鳥画展 入賞

 最近の展示活動
 2019年 2月第23回 花鳥画展 (松伯美術館)
 2019年3月春の院展 (日本橋三越)
 2019年4月ろく展 (ギャラリー羅針盤)
 2019年7月小さな絵画展(藝大アートプラザ)
 2019年9月秋の院展(東京都美術館)

 

■施工:パナソニックリビング九州株式会社

■特殊印刷:グランド印刷株式会社

■photo:uruphoto

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