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閾値【by:SUGI】

2019.11.17

こんにちは。杉です。

先日とある新聞広告の内容に共感しましたので

少し長いですが備忘録も兼ねて全文をご紹介。

 

寄稿者は開発したロボットが4つ「ギネス世界記録」を持っている

私の好きなロボットクリエイター髙橋智隆氏。

「社会に受け入れられてこそ、モノの存在価値は生まれる」

~自らが未来の基点になる~

 

これまで数多くのロボットを世に送り出してきましたが、

技術的に優れていることと、消費者や社会が受け入れてくれることは

必ずしもイコールではありません。だから「研究」だけではその先がない。

多くの人に使ってもらうことで初めて使い方が生まれ、

新たな技術課題が見えてくるのです。

 

そのために最も重要なのは、ビジネスモデルも含めた「デザイン力」だと思っています。

独自技術と既存の技術や部材を集め、それらをどうまとめあげるか。

そして単にモノをつくるだけではなく、誰に届け、社会の中でどういう

立ち位置になっていくのかまで描いていかないと、普及しません。

 

あとは、自分の持てるアイデアを形にし、

全力でリソースをつぎ込み続けられる「体力」。

困難に負けずやり続けることで、人も技術も社会も、前に進む。

環境や仕組みのお膳立てを待っていては、何も変わらない。

自ら動くことで波紋が広がり、外的要因さえも切り崩していける。

”自らが未来の基点になる”という信念を持ち続けることが重要です。

 

目指している方向が間違っていなければ、継続することで、

いつか閾値(しきいち:限界値、臨界値)を超える瞬間が来る。

皆がその技術を理解し、日常の中に取り入れ始めるのです。そのためには、

今の生活様式や価値観から飛躍し過ぎない未来のステップを順次提示し続け、

保守的な我々消費者をスムーズに未来へと導いていくことが不可欠なのです。

 

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(ここまで全文 日本経済新聞 広告記事より抜粋)

 

自らが未来の基点になるという信念を持ち続け

閾値を超えられるよう努力したいと思います。

(目指している方向が間違っていないか、、、、、単眼鏡を覗きながら。)

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