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BOTAN to HACHI【by:杉一美】

2019.07.20

こんにちは。一美です。

先日、NEWリリースした「OLDGEAR Artctuary」(オルドギアアートクチュアリ)。

先週の発表イベントは、たくさんの方々にご来場頂き、大盛況となりました。

(イベント報告はまたのちほど♡)

 

さて、休む暇なく「OLDGEAR Artctuary」の建築作品が次々と完成間近となっています。

私が担当している一つを紹介します。

 

今回のリノベプロジェクトは北九州市小倉北区片野に所在する築後18年のマンション。

北九州モノレール駅から徒歩4分という魅力的な立地です。

 

はじめての現調のときここは美しくなると思いました。

状態の良い上品な無垢の框戸、ゴールドのドアノブや丁番。

前オーナー様の丁寧な暮らしが隅々に伺えます。

 

築年もまだまだ新しいので、間取りや動線、各部屋の収納力は十分です。

框戸は塗装して、ゴールドのドアノブや丁番はそのままアンティークな風合いをいかすことにします。

 

そして、今回のプロジェクトで私がこだわりたかったのは2つ。

キッチンの満足度」と「大胆なモチーフの天井画」です。

 

私も子育てしながら働く母。

家の中でスッキリしないのが、キッチン回りのぐちゃぐちゃ感。

電子レンジや炊飯器。

週一回の大量買物で仕入れたストック食品たち。

かっこつけて暮らそうとはあまり思ていないですが、

あふれる生活感。

キッチンはリビングの中心であり、やはり女性のステージです。

サッと隠せて、パッと出す。

こんな風に生活するのは、女性の憧れですよね。

2400mmのカウンターキッチンの後ろは、

電子レンジや炊飯器、食器棚が収納できる大容量のパントリーを設けることに。

 

そして、もう一つ。

日常にアートがある。芸術に触れる。本物を知る。

若き天才画家の杉本純久氏(Yoshihisa Sugimoto)とコラボさせて頂きました。

この邸宅のための、完全描き下ろしの作品です!

BOTAN to HACHI

大輪の牡丹に引き寄せられる6匹の蜂。

儚げな牡丹の花にスズメバチ。

柔らかさと勇ましさが重なり合う艶やかな美しさに思わず息を呑みます。

迫力のある構図に、杉本純久氏の繊細な筆致。

まぁ、日本画の美しいこと!

私たち、日本人の美意識の高さを再認識させて頂ける作品です!

この原画をもとにリビング天井の一部を「BOTAN to HACHI」で埋め尽くします♡

天井画になった作品は、またうっとりするほど美しく

想像をはるかに超えた空間が誕生しました。

 

【画家杉本純久氏の筆入れ】

ヨーロッパテイストの扉にヘリンボーンの床、そして日本画のMixing。

西洋と東洋のデザインが絶妙にマッチした、古典的で現代的な邸宅。

 

7月下旬にお披露目です。

 

 

■サンライフ片野Ⅲ

■専有面積(壁芯)87.05㎡(26.33坪)

■築年 平成13年5月建築

■交通①モノレール「片野駅」徒歩4分

■交通②西鉄バス「片野駅」徒歩4分

■角住戸・オートロック・エレベーター・宅配BOX

■管理会社 日本ハウズイング

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