こんにちは。Suggieです。
私が所属している 公益社団法人日本インテリアデザイナー協会(JID)が主催する「第20回学生インテリアデザインコンテスト」の審査会及び同時開催の特別講演会やワークショップが先日福岡市東区のなみきスクエアで開催されました。
ご存知ない方がほとんどだと思いますので少しだけ主催団体の紹介を。
JID(公益社団法人日本インテリアデザイナー協会)は1958年に剣持チェアで有名な剣持勇氏らが設立発起人となり設立され創立67年を迎える歴史ある団体です。
日本国内でインテリアデザインの団体としては最も古いとされIFI(国際インテリアアーキテクト/インテリアデザイナー団体連合)にアジア地域で初めてインテリア団体として加盟。世界110カ国が加盟する非営利団体(創立はコペンハーゲン、現在の本部はニューヨーク)で総勢270,000人の会員総数となっています。
本イベントはそのJID((公社)日本インテリアデザイナー協会)南日本エリアの一大イベントでもあり、OLDGEARが産学連携プロジェクトで大変お世話になっている九州産業大学の安齋教授が南日本エリアの公益目的委員長として指揮を執られているので私も熱が入ります。
私自身も2024年度からJID南日本エリアの広報委員長を拝命しており、全国版のJID NEWSを執筆編集して南日本エリアのイベントを全国に発信したりイベントで広報したりしています。今回は三日間イベントのサボートを行なってきました。
JIDに所属されている先輩方は大学名誉教授や建築家、インテリアデザイナーなどアカデミックな第一線でご活躍中の方々ばかり。
実機に触れて使い心地を体感し、使う場面や想定も視点が異なり、質疑の多角さが印象的でした。
特別講演会のあとにはJID理事長の総評、そして審査会の結果が発表され、見事学生インテリアデザインコンテストの最優秀賞、優秀賞、奨励賞が決まりその他特別賞など授賞式が行われました。
受賞者の皆様にはこのコンテスト結果を引っ提げて、大いに就職活動などで世の中にアピールして頂きたいです。また私もこの学生インテリアデザインコンテストをJIDを通して全国へ広報していき来年度以降、もっと参加学生や大学が増えるイベントにしていく所存です。
審査会と特別講演会の翌日には同じ会場でJID主催のワークショップも開かれました。
家具の産地大川のプロの指導のもと、国産檜や杉材、山桜や欅材などを使って座面は国産ピッグレザーが使われているなど立派なスツールづくりで私も参加したいくらいでした!
参加した大人も子供も、皆黙々と取り組み笑顔が垣間見られて終日とても盛り上がったワークショップとなりました。
子どもたちは日ごろ使わせてもらえないような道具や材料に触れ色々な感性を刺激されているようでした。
最終的にはこんなに立派で絵本入れまであるスツールが完成!!
更に大川家具協同組合の粋な計らいでスツールがすっぽり入る(しかも買い物時にはカゴに入れてエコバッグになる)バッグ付き!
これまでも産学連携や建築家コラボ、東京藝術大学研究室などを通してアカデミックな学びがあったOLDGEARですが、今回の第20回という記念コンテストの審査会を通して私自身もたくさんの学びがありました。今後のJIDの活動に参加することで、今後も一段と深さと幅のあるデザインの学びがありそうです。
OLDGEARの建築作品や活動を通して皆様に、そして北九州や福岡から世界へ豊かな暮らしがお届けできるよう邁進してまいります。