こんにちは。Suggie(≒杉)です。
芸大で同ゼミだった知人の誘いで、パリ在住のアーティスト「小川貴一郎」ご夫妻と,先日阪急うめだ本店でお会いしてきました。
我々が展開しているArtctuary®️ Wallpaperの取り組みを聞いた知人が、「パリ在住の面白い方がいて、たまたま日本で個展をされているから」と引き合わせて頂いたのですが、個展を阪急うめだ本店で(しかもめちゃくちゃ広い展示スペース!!)開催する偉大なお方!!
しかも友人の紹介ということもあり、パリに実際に住まれているからこその、厳しい意見も、良い話も聞くことができ貴重なひと時となりました。
(忙しい凱旋帰国の最中に座談の時間を取っていただきこの場を借りて厚く御礼申しあげます。)
大阪のあとは東京そして能登でも展示され、ル・コルヴュジェ財団や日本建築設計学会の後援があったり、NHKでも取り上げられたセーヌ川のアジールフロッタン復活プロジェクトの一部紹介もあったりと、展示の仕方を含めてプロモーションは大変勉強になりました。
ご夫妻の人脈やプロモーションの手腕もあると思いますが、大阪の規模を思い知らされたのは展示作品のうち3分の2は既に売約済みシールが貼られており、アートに対する理解、興味をお持ちの方の分母が多いなと思いましたし、大阪よりも東京の方がさらにその数が比べものにならないくらい多いのだと教えていただきました。
小川さんの経歴からパリに行く前後のお話し、我々の取り組みまで色々とざっくばらんにディスカッションさせて頂きました。
コロナ禍で抑圧されながらも継続した芸術活動記録を綴った書籍が販売されていましたので、直筆のサインと代表作のモチーフを描いて頂きました。
小川さんに「Suggie」の命名をしていただきましたので、次回パリ市内で再会できる時までにSuggieの名が板につくよう感性を磨き続けたいと思います。
世界を見渡すと知らないジャンル・場所でご活躍中のアーティストがいると改めて思いましたし、百貨店のキュレーターや企画・プロモーションする方との関係性や手法によっても大きく差が出るとも感じました。
その後、(一気に現実的に)進行中のリノベプロジェクトのサンプルを頂きに大阪のサンゲツショールームへ。
大阪ショールームは壁、床、カーテンなど実物が見られるので大阪に足を運ぶたびに寄るのですが、海外のデザインアワードやグッドデザイン賞を受賞した日本の伝統工芸コラボ壁紙や、スーパーカーブランド「ランボルギーニ」コラボの壁紙など個人的に興味を引く実物製品が見られ大変勉強になりました。(マニアックに見すぎて怪しかったかもしれませんが。。。。。)
我々はたまたまのご縁で東京藝術大学大学院のスーパーアーティスト達とコラボレーションしていますが、コラボ作品がある我々のリノベーション建築作品もまた、どういう形で世の中に知ってもらい、その良さを感じてもらうか改めてプロデュースの重要性を感じた出張となりました。
幸い我々の周りには研究に没頭する大学教授や研究室、建築家の先生、スーパーアーティスト、職人集団など沢山のアカデミックでこだわりな方々に影響・刺激を受ける環境があります。「全てに学ぶ心があって初めて新しい知恵もよき知恵も生まれてくる。学ぶ心が繁栄へのまず第一歩である」という有名な言葉がありますが、様々なアーティスト・研究者・こだわりの人物から学び、刺激を得て私たちOLDGEARも本質を追求しつづけて行きたいと思います。