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梁がいっぱい【by:TAKADA】

2023.12.12

打ち合わせ中の「1991年7月新築」の大型マンションのリノベーション。
お部屋8階部分で景観も良く、登記簿で「88.54㎡」の3方向角部屋。
門扉付きのアルコープがありとても便利。
北九州モノレール企救丘駅やスーパーも近くとても便利なマンション。
築年数が古くなると「大きな梁」があちらこちらにあり、今回はリビングを含め全部屋に。
元々天井が低いのにリビングの真ん中に天井から「24cm・37cm・56cm」下がる3本の梁が。
又、角部屋なのに全体的に暗くリビング・お風呂・キッチンが狭く収納が少ない等、現在の生活スタイルに全く合っていない。

とりあえず平面で間取りを考えて図面を引いたのですが「排水経路・梁・パイプスペース・天井高」の問題で、できない事がいっぱい。
それを考慮して「自分だったら」「家族が住むんだったら」と考え、「デザイン」+「使い方」+「楽しみ方」+「収納」を取り入れたプランの完成。

収納が無い部屋→新設
お風呂が狭い→位置をずらして40cm広く
追炊きや浴室乾燥暖房機が無い→新規取付
リビングが狭い→広げる
リビングに収納が無い→WICを新設
キッチンが狭く暗い→場所を変えて開放し、広く明るくプチパントリー新設
食器洗い乾燥機が無い→新規取付
全体的に暗い→全室LED照明にして間接照明も
部屋の床が絨毯→無垢材

これに美術館で開催される「院展」で展示された原画と「ArtctuaryⓇWallPaper」を取り入れ、

日々に藝術がある子供の感性を育むリノベーションです。

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