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活かせるもの【by:MISAKI】

2023.12.01

こんにちは、浅野です。

 

最近私はあるアンティーク家具屋さんに自分の家具を持ち込み「リペア」していただきました。

 

8月にヴィンテージショップで購入したテーブルです。

エクステンションテーブルでサイズは天板を伸ばした状態で幅915mm、奥行き685mm、高さ560mmです。

手持ちの椅子に合うサイズであることを第一条件に探しに行ったのですが、サイズ感もよくデザインも気に入ったのですぐ購入しました。(何より価格がお買い得でした…!!)

 

気に入った家具のなかで生活するって幸せです。

「買ってよかったな~」と思いながらテーブルを使っていたある日、味噌汁が入ったお椀を置いていると、、、

 

 

天板の塗装がはがれ、お椀の底の形で変色してしまいました。勿論拭いても消えるわけはなく、、、

アンティーク、ヴィンテージ家具ではこういった塗装のはがれはよくあることのようです。

 

今後使う上で買い替えも少し考えましたが気に入っていたことと、

天板以外の部分は問題なくしっかりしていたので、そこはSDGsの精神で「使えるところは残したい」と思い、「リペア(天板塗装)」を頼もうと決めました。

 

アンティーク家具のリペア対応している福岡市中央区平和にあるアンティークショップ「アントレ」さんに持ち込み、1か月後完成しました。

 

完成がこちらです…!

 

 

見違えるほどきれいに扱いやすく仕上げていただきました。勿論熱いお椀を置いても問題ありません!

天板塗装は①既存の塗装はがし→②下地処理→③下塗り→④中塗り→⑤上塗りと手間がかかるため時間と費用がかかります。

ですが、今後使っていくことを考えると、してみて後悔はありません。

 

このような天板塗装や補修をしてから家具を販売しているお店と、そのままの状態で販売しているお店があります。アンティーク、ヴィンテージ家具の中で価格差があるのはこういった工程が踏まれているかどうかもひとつの理由で、私の場合そのままの状態のものを購入したこともあってお手頃価格でした。

結果的に塗装費用を合わせるとそこそこいいお値段のテーブルになったわけですが、

その分より長く使えるものに生まれ変わり、より大切にしたい気持ちと愛着がわいています。

 

素地のまま、古いままのものにしかない良さはたくさんあります。

ですが特に日常的に使用するもの、触れるものはやはり扱いやすく安心できる、心地よいものがいいです。

 

リノベーションもまったく同じように、そのまま生かすべきものと更新すべきものがあります。

何よりこれからそこに住まう方がこの先長く心地よく安心して過ごせることが一番で、それに加えてワクワクできたり癒されたり感性が育まれたりする環境になれたらとても素敵だなと思います。

 

 

今年も残るところあと一か月となりました。

毎週日曜日には予約不要の内覧会があります。実際に見て、触れてOLDGEARのリノベーション作品を体感していただきたいです。

情報については当ホームページ、インスタグラムをチェックしてみてください。

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