こんにちは。浅野です。
更新が遅れてしまったのですが、1月31日に「第71回 東京藝術大学卒業・修了作品展」を見に行かせて頂きました。
東京藝術大学に実際に足を踏み入れるのは今回が初めてでしたが、歴史ある建物と、敷地全体に広がる作品の数にわくわくしっぱなしでした。
来場者も多くにぎわっている様子にさすが日本一の芸術大学だなと感じましたし、本当に多くの人が注目している展示会なのだと思いました。
会場に着いてまず、日本画研究室の山田雄貴先生、岩谷晃太先生、齋藤愛未先生にお会いしてご挨拶させて頂きました。
そしてなんと、こんな貴重な写真まで撮って頂きました。
山田先生、岩谷先生、齋藤先生、本当にありがとうございました。ずっと大切にさせて頂きます。
展示会場では作品鑑賞に集中していたばかりに写真が殆ど撮れていなかったのですが、素晴らしい作品の数々に圧倒されっぱなしでした。
もちろん作品の完成度の高さや作り込まれ方、美しさにも感動するのですが、なにより印象的だったのは作家である学生の皆さんの熱量です。
大体の展示会場にはそこに展示されている作品を制作した学生の方がいたのですが、来場者に作品に込めた思いや意図を熱く語る姿がたくさん見られました。
そして、作品と一緒に展示されていた、その作品の解説や制作過程が記録された資料の厚みに驚きました。
きっとその分厚い資料にも納まっていない思いや考え、かけてきた時間や労力があると思うと、本当に尊敬の気持ちが止まりません。
表現方法や技術はもちろんですが、その着想に至るきっかけ、皆さんの思想や考え、物事の感じ取り方…、どれもやはり飛びぬけた才能と感性を強く感じました。
「自分が作った作品に対していくらでも語れる」ということはすごく大切なことだと思います。
自分自身学生だった頃から感じていたことですが、今回さらに強く再認識させられました。
一日ではとても回りきれないほどのボリュームでもっとじっくり見たかった場所もありますが、本当に学ぶことばかりの充実した一日でした。
ちなみに昼食は学食のカレーを頂きました。才能あふれる芸術家の皆さんと同じものを食べているのか、と思うと不思議な気持ちでした。美味しかったですし、パワーを頂いた気がします^^
学生の皆さんから受けたこの大きな刺激と学びを、これからの仕事や作品に生かしていきたいです。