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オールド、ギア【by:SUGI】

2023.02.21

こんにちは、杉です。

私を知る方々からすると「いまさら」かもしれませんが私はヴィンテージなもの、こだわりのアイテムがどうも好きなようです。

リノベーションという仕事に携わるが故、たまたまそういう方々に囲まれて「オールド、ギア」を拝めているハッピーな境遇なのかもしれないと最近気づきはじめました。

一部は既にSNSでご紹介しましたが年末年始に感じたヴィンテージアイテムや自然、建築物を通して感じた美しさをご紹介。

Gallery & Sale のページでもご紹介している昨年引渡したリノベーション邸宅へ年末、個人的にお邪魔してきました。

入居から半年以上が過ぎて家族の味、家族の色が空間に染み付いてきてめちゃくちゃ良い雰囲気です。

中でも施主こだわりのコレクターズアイテムがいい味出し過ぎていました。

この昭和ヴィンテージストーブの数々。しかも各パーツは施主自ら分解、メンテを施して動作良好。

古民家の雰囲気、無垢材とストーブって本当に雰囲気抜群ですし、実際に暖房の効果からみてもエアコンより温まりが早い。短い滞在の間だけでしたがブルーフレームに癒されました。

階段の手すりもいい味に。

さらに施主こだわりのアイテムがこれ。

いわゆる普通の金づちに電極付けて銅漬けにしたそうです。わざわざこだわったアイテム無垢一枚もののテーブル上に雑多に置かれていてこれもまた贅沢でした。

もう一台のランドクルーザーは整備中で不在でしたが、4WD 車2台が元牛舎に停まる姿を眺めながら工作に集中できるなんとも贅沢なヴィンテージガレージです。

その後友人と別れて吊り橋や滝を観に行った後、フェリーで四国へ。
四国では四万十川の雄大な自然を感じながら、亀老山の展望公園を目当てに自然と建築をゆっくり見て廻りました。

マニュアルトランスミッション、リーフサスペンションの車での長距離移動は決して快適とは言えませんでしたが、しまなみ海道経由して、環境と対話する厳島神社を見に。

長年にわたり台風や高潮を乗り越えてきた建築。ディテールが気になります。

そのあとは丹下建築を見に広島市内へ。

長距離運転をしながら物思いにふけったり、空や海、風や光など自然や建築と対話できる時間は、やはり人間(私)にとって必要だと感じました。

10万キロ目前の愛車はマニュアル操作のアナログなやつですが30万キロ超えてもオールドギアになっても使い倒し、今後も様々な場所で様々なジャンルのもの、場所、空間、人々から色々な事を感じて勉強吸収していきたいと思います。

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