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絵画のある暮らし。

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美術館のようにー。

今回のデザインコンセプトは、絵画のある暮らしです。

高台の見晴らし、戸建て感覚のプライバシー性。

凛とした建築デザインの中に、芸術という文化的要素を通して

住人の感受性が研ぎ澄まされていくイメージです。

廊下の照明は白いあかりを選び絵の美しさを、

リビングはあえて柔らかいオレンジ色のあかりを選び、

寛ぎを感じる空間を作りました。

今回は3人の画家に8点の作品を特別に描き下ろして頂きました。

岩絵具などの伝統的な顔料を使用した日本画は立体的な力強さがある反面、繊細です。

それぞれのモチーフもお楽しみいただける作品となっています。

OLDGEARの新ブランド「Artctuaryアートクチュアリ」。

所在地 福岡県北九州市小倉南区
住宅ローン控除 適用可
間取 3LDK
専有面積 (壁芯)81.46㎡
ルーフバルコニー 約58㎡
築年月 平成2年6月
構造 RC造6階建5階部分
向き 南西

画家(日本画)

杉本純久/Yoshihisa Sugimoto【ニンジン/キュウリ】

諸橋花野/Kano Morohashi【swim/bloom/魚の夢】

神谷渡海/Tomi Kamiya【月の容れもの/在るということ/寒い朝食】

画家メッセージ

杉本純久/Yoshihisa Sugimoto

【「キュウリ」/「ニンジン」/「キュウリ」】

画材やビジュアルでは無く、意味としての日本人の価値観や精神性に着目して制作しています。日本特有のハイコンテクストな文化や習慣を、絵になるモチーフや構図で描かない、という事に置き換えて、あえて何気ない身近なものをモチーフに選んでいます。

今回の制作については、線の要素を大事に制作しているのですが、線は物に近づけようとすればするほど頼りなくなり、力強い良い線を引こうとすれば、物からは遠ざかります。中間が一番良いのですが、神経質な性格上、どうしても物に寄せようとしてしまいます。なので、普段目にする何気無いモチーフそれ自体を、筆で引いた線やタッチに見立てて制作しました。


神谷渡海/Tomi Kamiya

【月の容れもの】

テーマは秋。中秋の名月と籠に入った秋の植物や果物を描きました。月自体を月見だんごに見立て籠に入っているかのようにシルエットが重なるよう配置しました。

赤いダリアの花言葉は栄華(地位や経済力を得る事で、栄える事)で、縁起も担いでいます。

【寒い朝食】

テーマは冬。大人になると生活の中に植物を取り入れる際は飾ることが主になりますが、子どもの頃は花は1つの遊び道具でした。おままごとの花のスープは見立てる楽しみとともに、美しさも気に入りだったことを思い出し題材にしました。

【在るということ】

椅子の絵です。家具というのは新品の時は存在感を放ち心ときめかせてくれますが、使い続けると空間に溶け込みます。使う側は意識しなくなり、壁や床の延長のように、元からあったものかのようになるでしょう。その慣れは心を許すことのようで、信頼のひとつの形だと考えています。この絵はリビングに置かれる絵とのことだったので、生活空間で寄り添うようにと、特に家具の中でも相棒になり得る椅子を選択して描きました。


諸橋花野/Kano Morohashi

【bloom】

海中のものをいけてある空想の花瓶。夏をイメージした。

【swim】

水槽の中を花が泳ぐ空想。春をイメージした。

【魚の夢】

人間の内世界と外から見える姿の対比を、スノードームに閉じ込められた魚とそれが落とす影をつかって表現した。

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