こんにちは。広報の杉です。
産学連携企画【第1弾】がついにスタートしました。
民間企業の当社「有限会社ひまわり」と「九州産業大学 芸術学部 デザイン学科」の連携企画です。
ひまわりグループにある居宅、店舗、共同住宅など多彩なラインナップの不動産を大学側の研究や学外講義等に上手く活かせないか。
今回の第1弾は福岡市中央区内のマンション1室リノベーション(大規模改装工事)物件を大学側に空間デザインや照明研究の場として活かして頂こうという取り組みです。
これまでの経過は、
H24年5月 初回アポイント。
大学内の産学連携支援室で当社の概要と今後の取り組みを説明。
H24年7月 芸術学部 デザイン学科 安齋教授と初打合せ。
H24年8月 改装現場で初打合せ。
H24年8月末 学生を交えて改装現場で打合せ。
H24年9月 大学の教授研究室にて、部屋に見立てたセットを使い照明の現物確認
H24年10月 改装工事着工(10月中旬完成予定)
・・・などと打合せを重ね、「何かを新しく始める事の難しさ」を実感している最中です。
当社としては教授や学生といった外部の方の斬新なデザインやアイデアを学べる貴重な機会。
学生の方々にとっても、現場に出る機会が少なく机上の講義が優先される中、不動産の生現場でリフォームやデザインのbefore afterを体感できるという、お互いにとって貴重な機会となっていれば理想の相互作用です。
もちろん改装工事が完成した際には、学生を交えて完成披露と現場研究の機会があるでしょうから昼と夜の光の2面性やデザインなどを私も現場で勉強して学生に負けじと教授から単位を頂こうと思っています!!
将来的には学生の方々のデザインコンペを開催したり。はたまた芸術学部全体を巻き込んだ展覧会会場を作ってアトリエに見立てたり。
ひまわりグループの各経営者が起業体験談を学生の方々へ伝えるプチセミナーの機会を設けたり。
ひまわりグループが就職前のインターンシップの現場となるかもしれません。
今後も産学連携企画第2弾として北九州市小倉北区の新築戸建が登場予定ですので、未来の牽引企業や人材育成の場となるような継続的な取り組みとし様々なジャンルに波及するエネルギーを発信し続ける、そんな「産学連携」にしたいと思っています。
また今回監修して頂く九州産業大学芸術学部の安齋教授は一級建築士でもあり照明士でもあるという異色の先生です。
「ひかりをデザインする照明士」。
なかなか聞きなれない言葉ですが、照明の高低や濃淡、広狭の差でインテリアや部屋全体をひかりでデザインするという まさに光の魔術師なのです。
(ジュンク堂や丸善など大きな書店で「安齋哲」と先生の名前を検索すれば本がヒットしますのでお時間のある方は是非ご覧下さい。 ※ 有限会社ひまわり本社 及び 福岡オフィスでもご覧頂けます。)
光のプロフェッショナルである先生から頭の中を隅々まで照らして頂いて新たな閃きを生みたい・・・・
間接照明が恋しい今日この頃です。。。。。。