こんにちは。広報の杉です。代表者雑感で既に紹介済みですが産学連携プロジェクト第15弾の進捗をご報告。
9月に内覧・実測を行い約2か月半の熟考期間を経て大学研究室から2案完成との連絡が入りました。11月中旬、九州産業大学の安齋研究室へお邪魔して2案のプレゼンテーションを聞いてきたのですが本題に入る前に何度きても研究室の羨ましいこと羨ましいこと!!
後ろに何気なく見える照明器具はどれも世界のトップデザイナーが手掛けた名作ばかり!!ルイスポールセンやイサムノグチをはじめフランクロイドライト、バーパンなど、この室内だけでウン百万円・・・・
・・・・お値段も明かりも上品な照明器具に囲まれながらの2案のプレゼンは甲乙つけ難い、いやつけられない素晴らしいアイデアばかりでした。
私では2Dになってしまう奥行き感満載のドローイングや考え抜かれた照明計画など、どれもそのまま実現したい案ばかり。
質疑応答にも熱が入ります。しかし残酷な事に、3Dキャンバスに落とし込めるアイデアは1案のみ。
学生に1度席を外して頂き、先生と私達スタッフ全員でしばらく会議。本当に甲乙つけられなかったのですが決め手は「いかに新築マンションでは実現不可能なものをリノベーションを活かして魅了できるか」でした。
選ばれた「CUBE LINK」という提案はそのタイトル通り部屋の中に部屋がある かのようなCUBE同士がLINKする、変化する そんなわくわくする提案です。CUBEが創れたり、回廊が創れたり、、、、どれも95平米近い広さと角部屋という不動産そのものが持つポテンシャルの高さに起因するアドバンテージが上手く表現できそうです。
早速工務に見積もりを依頼し、着工は来月から。完成は平成28年2月頃を予定しています。
解体後の現場打合せの様子を次回報告できるかと思います。
引き続き産学連携プロジェクトにご期待下さい!!