産学連携プロジェクトIndustry-Academia Collab.

【第15弾 vol.3】最優秀案 着工!現場打合!/九州産業大学 安齋研究室

2016.02.11

  • 第15弾「CUBE LINK」

広報の杉です。vol 1. vol 2からご無沙汰しておりましたが産学連携プロジェクト第15弾の最新情報です!

前回お伝えした2案のプレゼンで採用された「CUBE LINK」 コンセプトをこの2か月間、現場工務と様々な打合せを重ね、平成28年2月ようやく現場着工となりました。

解体工事が始まると疾風の如くスケルトン状態となり今までの間仕切られた空間が嘘のよう。もともとポテンシャルの高いマンション角部屋最上階の約90平米超ですから解放感は抜群です。

良くお客様から「リノベーションってここまでやるんですねー」と解体写真を見ると驚かれるのですが、そうなんです!安心して下さい!やってますよ(^^)/!

・・・・解体後、床に無垢材を貼った段階で大学研究室と現地再打合せを行いました。

九州産業大学 安齋先生と、現場監督の若き棟梁 本田氏、そして電気工事店や大工さんなどその場で詳細を随時確認していきます。

学生の提案に加え一級建築士・照明士でもある安齋先生の照明計画でライティングの打ち合わせも入念に行っていきました。

学生は現場の張りつめたプロ同士の打ち合わせにただただ圧倒されているようでしたが、未来の現場監督や設計士を目指す方にはこれ以上無い、超、生現場です!

打合せを現場で生で聞けるのもそうですが目の前で組みあがっていく木工事も新鮮だったようで学生の目は大工さんの一挙手一投足に釘づけでした(^^)

床の無垢材は丁寧に養生され部屋の概要がわかるようテープで仮想間仕切り。

給湯器置き場や洗面室もきれいに解体され設備機器の設置前に配管の新設が行われます。

下写真の壁もそうなのですが築年数が経過しているマンションでは解体してはじめて想定外の壁が現れます。

それもある意味でリノベーションの醍醐味ですが!

過去の建築物は「ここまで頑丈にしなくても・・・」っていうくらい水廻りの防湿、防水に気を遣っております。。。

最上階につき天井上のコンクリート躯体には断熱材がビッシリと。

断熱材を全て剥すわけにはいきませんのでコンクリート現し天井の当初予定プランは変更です。

2月の完成予定でしたが再度詳細打合せや計画変更もあり3月中旬の完成を予定しています。

現場での詳細打合せを経て、より良い作品が仕上がる確信を持ちました!完成が待ち遠しいっ!

そして何度見てもバルコニーから届きそうな八幡駅!改めて利便性良すぎ!!

今後も産学連携プロジェクトとリノベーションプロジェクトにご期待下さい!

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