杉です。いつも緊張する産学連携リノベーションプロジェクト、初回打合せ。
毎回同じ大学研究室と取り組むプロジェクトでも参加される学生さんが卒業したり学年が変わったりと毎回メンバーが入れ替わるので、プロジェクト概要を学生へ説明する際に私自身がいつもフレッシュな気持ちになっております。
今回の第17弾は九州産業大学芸術学部生活環境デザイン学科空間演出デザイン専攻 安齋研究室とのコラボレーション。
場所は北九州市小倉北区内で人気の大手町エリア。
昭和58年築、195戸の大型マンション1室が競演の舞台。
中部屋特有の間取りを現代の生活様式に合うようどう問題解決するか。
後日ディベートを行うためにもまずは「敵を知る」作業、「現地実測」から。
2人1組となって室内の実測。
悩ましくも日本全国に溢れるスタンダードな中部屋の間取りですので個性と課題解決能力が問われます。
プランニング、空間デザイン打合せが順調に進めば着工は3月下旬を予定しています。
これまでの産学連携リノベーションプロジェクトはどれも販売からほとんど時間を空けずに、それぞれの建築作品にぴったりのオーナー様と出会う事ができ完売しています。
今回のプロジェクトは小倉北区大手町という好立地に加えプロジェクトを組む九州産業大学の安斎哲研究室は監修する安斎先生の照明計画が特に特徴的でスパイスが加わり素敵な建築作品が生まれること間違い無し。
何を隠そう私自身も「照明」に対して感化された1人で安斎先生との出会い以降、個人的に照明に対しての意識や嗜好が変わりました。
リノベーション・空間デザインに携わる1人として先生との出会いや大学との取り組みに参加できることが幸せですしこれまでに取り組んだ2大学の研究室から、いつの日かそっと単位がもらえるのではないかと勝手にソワソワしています。・・・・単位を頂けなくても毎回の刺激が魅力の産学連携リノベーションプロジェクト。
次回は解体、工事進捗をUP予定です。