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世界ランキング1位は痛快です。

2022.05.30

世界経済フォーラムが発表した2021年の旅行観光開発力の調査で、日本が初めて世界ランキング1位となりました。

私は、観光や芸術の中心は、フランスやイタリアであり、この分野では日本はとてもじゃないけど、敵わないと思い込んでいただけに、この結果をみて、急にまわりの山々の新緑や稜線、海の色、街並が急に高貴なものに思えて来ました。少年じぃじも背筋を伸ばして道路に落ちているゴミの一つでも拾おうかと思ってしまうから不思議です。

物質的にこれほど豊かで、国民は寛容で誠実であり、安心・安全な国は他にはないと思っているのですが、なぜか国民が幸福感に満たされていないのは、日本のマスメディア関係者には悲観論者が多いことが、最大の原因ではないかと思っています。

私達OLDGEARは30数年前のバブル経済崩壊を契機として、「モノ」から「コト」へと、企業理念を転換いたしました。物欲を脱却するのは企業でも個人でもとても困難ですが、少なくとも大量生産の大量販売を基本とする経済活動には魅力を感じなくなりました。

その様な時代の変化の中から「芸術の国ジパング~聖地北九州~」をスローガンとして、個人の住居をメインとして「世界にひとつ」のリノベーション芸術建築作品を、創作し続けています。リノベ作品が俊工し、担当プロデューサーからその作品のコンセプトや物語を聞くたびに、少年じぃじは乙女の様に胸がキュンとなってしまいます。そして、そこで暮らすご家族の日常がとてもうらやましく思えてきてしまいます。

現在、日本の観光資源として、京都や各地の名所、建物にスポットライトが当たっていますが、近い将来、日本国民の日常の何気ない暮らしそのものが、世界の人々の憧れの的になると思っています。

現在、観光客として、接している方々を友人として、又兄弟として家庭に迎え入れ、文化や芸術そして、日常の暮らしについて会話が弾み、より一層他国の人々と交流を深めることが出来る様になるでしょう。そして、その住居空間あるいは、ステージとなるのは、私達OLDGEARが世界のアーティスト達とコラボした「世界にひとつ」の建築作品であることを願っています。点から面へと文化・芸術の土壌を広げて人々が豊かさにどっぷりつかって、「芸術の国ジパング~聖地北九州~」と称されるようになったら痛快でしょうね。

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