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『漆芸への恋文』

2022.02.08

先日プロデューサーのSugi君と共に2022年東京藝大の卒展に行ってきました。目的は、各分野の才能を開花させようとしている若者達の作品を内覧することです。特に今回は、工芸科専攻のアーティスト達と交流が出来ればいいなと思っていました。

 

私達OLDGEARは現在でも多くの建築家やデザイナーとコラボして建築作品を発表していますが、それぞれの「世界にひとつ」の建築作品には、そのコンセプトに基づいた、作品名があります。

 

その様な状況から私は作品名を室内に表示するプレートの必要性を感じていました。玄関ホールに上品な、工芸のアート作品を取り付ければ居住空間が、より魅力あるやすらぎの空間となると思います。

 

そして、とても素敵な作品を展示されている工芸専攻漆芸研究室のアーティスト達と話す機会がありました。創作に対する精神集中力と技は彼らの夢の実現を約束するものでした。

私達OLDGEARのオファーに応えてくれるか否かは今のところ不明ですが、金や銀のラメが入った漆塗プレートは上品でかっこいいに違いないと勝手に想像が膨らんでしまいました。又、私にはその他に贅沢過ぎるアイデアがあります。技術的なことや、資金的なこともありますが、「世界にひとつ」の建築作品、そしてそこで暮らしを紡いでいかれる御家族の方々が、日々あるいは時々、至福の時を過ごされる演出として、是非コラボを実現したいと思っています。

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