代表者ブログRepresentative Blog

ギャラリー室で思わずパチリ

2021.11.18

ただいま!と玄関を開けたとたんに、待ち焦がれていた小さなモンスター達が、飛びかかってくる。身にまとった鎧はいつの間にか消え去り、自然に慈愛に満ちた言葉がこぼれ落ちる。最愛の人はにこやかに傍で見守っている。

誰もが夢を見て、我がものとしたい情景が、リノベーション建築の時代の到来と共に現実となり始めました。リサイクルの思想は全世界的指標であるSDGsがバックボーンとなっており、これから更に認知され、建築分野にも大きな変化を促すことになるでしょう。

私達OLDGEARは先人達が作り残してくれた膨大な建築資産を素材として、リーズナブルで、そして「世界にひとつ」の住居を目指して、多くの建築作家や新感覚のアーディスト達とコラボレーションしてきました。そしてついにこの様な作品を生み出すことが出来ました。

『Inter-action』

 

IGデザインのデザイナーHORA君の斬新な間取りや、考え抜かれた生活動線と照明やインテリアが、コンセプトでしっかり統一されており、施工は建築美そのものです。さらに日本画家の島田先生のオリーブの実をモチーフに光をイメージとした日本画「煌めき」が見事に調和して、安らぎを覚える気品ある空間へと誘っていきます。リビングのガラスコーナーに転写したArtctuaryⓇは、その透明感が素晴らしく、画家はここまでその効果をイメージして美を探求して描くものなのかと思うと、完成をまだかまだかと待ちわびていた己を恥ずかしく思います。天才故の生みの苦しみは次元が違うのだと気づかされました。

 

又その美しさを損なわないように細心の注意で、フィルム転写していただいたグランド印刷の白石様。失敗が許されないフィルムをガラスコーナーに施工していただいた技術者の方々。素晴らしいプロの仕事をしていただき、大変感謝しております。

この作品を担当したプロデューサーはTAKADA君です。彼は建築作家や画家の方々の能力を極限まで引き出し、コラボレーションの醍醐味を実現致しました。この作品は皆様のリノベーション建築への憧れをより一層掻き立て、実現へと第一歩を踏み出す勇気とイマジネーションを与えてくれると思います。

この作品は北九州市内で人気の高い小倉北区大手町エリアに所在しています。このエリアの数千というグレードの高いマンション居室群の中でも、特に際立つ「世界にひとつ」のリノベ建築作品を作り上げることが出来たと思っています。

私達OLDGEARは北九州市を「美の聖地」としたいと努力し続けています。こんな会社が北九州市内にもあるんだと確かめる為にも、是非オープンハウスにご来場して下されば嬉しいかぎりです。

このArtctuaryⓇに囲まれたギャラリー室でリモートワークや執筆したら、芥川龍之介の様な名文を書けるような気がして、思わずポーズを作ってパチリ。

 

  • Facebookでシェア
  • LINEで送る