伝説となりつつある「ENZO Ferrari」。カーマニアであれば、一度でいいからコックピットに身を沈め、12気筒のモンスターマシーンの咆吼を背中で感じてみたいものです。
その「ENZO Ferrari」とみずほの国で愛され続ける桜をモチーフとした日本画が手元に届きました。お花畑で時々遊ぶ少年じぃじが少々茶目っ気を出して、齋藤愛未先生にオファーをしたら、なんと!快諾頂きました。
それから約4ヶ月間、千秋の想いで待ち続けました!
じゃじゃじゃーん!!
岩絵の具のまだ乾ききれない日本画を手元に取り、その香りと共に鑑賞できる瞬間が来ることなど、私の未来予想図にはありませんでした。コロナ禍とはいえ、秋に向けての個展準備等で慌しい中、制作して頂いたことに深く感謝しています。
「ENZO Ferrari」のカーデザインの美しさは、カーマニアのみならず世界中の幾多の人々を魅了してきました。そして、あらゆるシチュエーションの被写体としておさまってきたのは、ご存じのとおりです。
しかし、日本画の天才アーティストの繊細な絵筆による大胆なタッチで、究極の美の対象となったのは、この度が世界で初めての事ではないかと思っています。北斎も写楽もさぞかしびっくりしていることでしょう。
今回齋藤先生に描き下ろしていただいた2点の日本画は「街なか趣味家~ガレージハウス~MOJIKO RETRO BASE」の玄関とリビングにArtctuary®と一対となり、カーマニアを虜にする空間を創造します。
ガレージの内壁はFerrari社のイメージカラーである黄色、そして赤色を忠実に再現し塗分け、空間デザイナーSUGIのプロデュースで「世界にひとつ」の建築作品を作り上げます。
完成のあかつきには、イタリアのFerrari本社にフォトブックと共に書簡を送るつもりです。
誇り高き、Ferrari社のカーデザイナーたちも日本の伝統美の感性に包まれた「MOJICO RETRO BASE」に羨望の眼差しと共に素晴らしいエールを送っていただけると思っています。本建築作品は、9月初旬に着工の予定です。