代表者ブログRepresentative Blog

物語のはじまり

2020.11.24

 ProducerのSUGIが11月22日のSTAFF BLOGですでに報告していますが、この11月16日に洋画家の沼田愛実氏が北九州市においでになりました。「SDGs賞受賞記念のArtctuary®」の寄贈先である保育園舎の現地視察と、園長先生への表敬訪問と打合せが目的です。

 忙しい中、園長先生や園舎設計担当スタッフに時間をとって丁寧に現場案内をしていただき、改めて深く感謝いたします。

 沼田先生はこの日のために「Artctuary®」の素案となるスケッチ画を3点準備されておられました。3点共に彼女ならではの発想と構図で、園側がどれを気に入ってくれるのかとても気になっていました。そして、嬉しいことに園長先生の選んでくれたスケッチ画と、私達OLDGEARが推薦したいスケッチ画が一致し、沼田先生にも大変喜んでいただきました。彼女の創作した原画は「Artctuary®~壁画クロス」となり、幼児達に夢を運び続けることでしょう。彼女の作品には深い物語が織り込まれており、それを幼児たちがいつの日か知り得たとき、新たな感性が芽生えてくると思います。来年の3月頃には完成予定です。楽しみに待っていてください。

 そしてサプライズ!彼女の数々の作品の発想の原点というべき貴重なスケッチ画集を持参され、それを見せていただく機会に恵まれました。彼女の行為に想いを馳せ、72歳のジイチャンは、思わず27歳に変身してしまいました。

 さらに、彼女の具象画がラベルとなっているサンマリノア共和国のワイナリー産のボトルに念願のサインを頂くことが出来ました。

 この日の出来事は、私にとって特別の物語となってしまいました。これから、幾度もページをめくることになるでしょう。

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