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「いつの日にか、起こり得る」と信じていた事

2025.09.27

私たちオルドギアは「美の国ジパング~聖地 北九州~」という壮大な目標を掲げて、世界にひとつだけの建築作品を創り続けています。私の役割は、その原石となる「素材不動産」を見つけだすことです。そして先日、その「いつか」と思っていた出来事が起こったのです。

そんな中、私のロマンでもあり、時には夢物語に過ぎないけれど、
「いつの日にか、起こり得る」…そんな奇跡の出会いを信じていました。

今回購入が決まったその原石マンションは、北九州市小倉南区の文教エリアに所在しています。不動産サイトで販売価格はもちろん住宅環境等や間取り等の詳細を把握したあと、内覧をさせて頂きました。丁寧に大切に使用されていたことが一目でわかるくらい、持ち主様の愛着が感じられる空間でした。

もちろん、気になる箇所も有りました。でも、それ以上に魅力的な要素に溢れた物件だったのです。どんどんインスピレーションが湧きだしました。

仲介を担当されている宅地建物取引業者様に、私たちの購入の意思をお伝えし、失礼を承知の上で価格のご相談もさせていただきました。

誤解のないよう、ここであらためて申し上げますが、私たちオルドギアには、売主様から無理に値下げを引き出そうとする意志はありません。そのような交渉は、透明化された今日の情報社会においては現実的でもなく、私たちの理念にも反するものです。

私たちが購入を考えるときの価値判断は、あくまでも「隠れている多様性の魅力」を私達が引き出し、新たな輝きを得ることが出来るか否かを基準としています。そして何より、永年にわたって大切に暮らした住まいをお譲りいただくという行為には、常に敬意と感謝の心をもって向き合いたいと考えています。

仲介業者様によると、驚くべきことに、今回の売主様は私たちの取り組みや企業理念をInstagramやホームページで既に知ってくださっていたそうです。そして、その理念に共感し、「自分たちが大切に暮らしてきた住まいが生まれ変わり、次の世代に受け継がれるのなら」と、売却を快諾して下さったとのことでした。

私がこれまで携わってきた多くの不動産取引の中でも、今回の様に「オルドギアの企業理念」に共感いただき、お譲りいただけたのは初めてのことです。「いつの日にか、起こり得る」と信じていたことが現実となりました。本当に感動しましたし、心に深く刻まれた出来事です。

売主様の想いも踏まえ、「世界にひとつ」の作品を創作したいと意気込んでいます。「みんなと一緒」の安心感から抜け出して「個性豊かな」暮らしと文化を発信できる空間を提案するつもりです。担当プロデューサーやデザイナー達が、どの様な魅力を引き出した作品を創るのか、ぜひ、楽しみにしていてください。

今後もさらに、少しずつでも、私たちの企業理念に共感いただける方と不動産取引が出来る事を期待しています。

売主様、そして仲介して下さった宅地建物取引業者様、本当にありがとうございました。

「美の国ジパング~聖地 北九州~」に、また一歩近づくことが出来ました。

●(右)日本画家 三浦 愛子 先生 第79回春の院展入選作品「ほしひろい」

 → 公式サイト

 → インスタグラム

●(左)日本画家 齋藤 愛未 先生 第79回春の院展入選作品「芭蕉の葉」

 → インスタグラム

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