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生命のパフォーマンス

2024.05.24

私は、今まで、少年の頃の夢を叶えるために多くの挑戦と失敗を重ねて来ました。そして、その時の心の痛みや苦しみは、現在の幸せを増幅させる糧となりました。しかしその代償として、私は馬齢を重ね【生きた化石シーラカンス・Coelacanth】の称号を与えられるまでになって仕舞いました。(笑) 

私は個人的には終活の最中ですが、事業の方は毎日毎日刺激的で生きていることを実感しています。朝のミーティングでは、プロデューサー達から私の能力を遥かに超えたアイデアや企画の提案があります。彼等はそれぞれに強烈な個性の持ち主で、得意とする分野が有り、こだわりも半端ではありません。

「神はどうしてこんな能力を私にも与えてくれなかったのか?」

若かりし頃であれば、「負けてたまるか!」と競い立つのでしょうが、とっくに白旗を上げています。近頃はスッタフ達が自分の体の一部、細胞みたいに感じられる時が有ります。
大手会社の組織体の中では、異分子として排斥され、埋もれ、朽ち果ててしまったかも知れないプロデューサー達の天分は、この [オルドギアのLABO] の自由奔放の雰囲気の中で発芽し、成長し、開花しようとしています。

プロデューサー達は「暮らし」そのものを「生命」のパフォーマンスとして捉え、そのステージに相応しいリノベ建築作品を創作しようとしています。不動産、建築の分野に留まらない発想と演出はとても斬新で完成のたびに新たな発見が有ります。
また今後益々重要視される「事業の公共性」を充分に理解し尊重する姿勢は、お客様に支持され、社会からも評価され、不動産、建築、芸術を統合したの最先端の分野で王道を歩んで行ける資質であると期待しています。

プロデューサー達は、私の自慢の人材であり財産です。地元北九州の方々に、愛され続けられて、「美の聖地~北九州」を実現したい。

でも何故か、彼等の世界デビューする足音と共に、パンドラの箱が開く音が聞こえてくるのは、【Coela Hide】の耳鳴りのせい?

 

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