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新春のリノベ芸術建築作品 第二弾

2024.01.23

新春、第2弾として北九州市小倉南区の「メゾンモンブラン企救丘弐番館 〜檸檬フィズ~」をリリースいたしました。
このリノベ芸術建築作品の素材となったマンションは、立地、住宅環境、日照、景観そして多くの要因の総和として、不動産の魅力を内包しています。永年の実務経験のある不動産のプロとしての自覚に基づいて厳選しています。
このエリアでマンションを探しておられる方にとっては、資産性のある魅力的な不動産と思います。

この素材となったマンションは、間取りとしては稀有な吹き抜け天井となっています。それもアールを付けた構造体です。
当時、このマンションを設計した建築士達の、大量規格の図面を描かざるを得なかったことに対する、ささやかながらも反発と気骨がしのばれます。

この度、プロデューサーのSUGIがモチーフ作品として選択したのは、松村侑紀先生の日本画「sense」です。

私はこの作品を観た瞬間に、その繊細な色彩と絵筆のタッチから「モネ」の作品を連想しました。それも彼の代表作品である「睡蓮」ではなく、出世作の「日の出」です。若き日の巨匠の情熱と感性に作品の共通項を見出しました。

松村先生のこの作品は、院展に初応募、初入選した思い入れのある作品とのことです。日本画と油絵を対比させることなど門外漢のなせる業と思いますが、この繊細美は先生の天分と、日本画の技法を引き継ぎ,研鑽を重ねた上で初めて生み出す事が出来るのでしょう。此れからどの様な創作活動をされて行くのか、ワクワクしています。

プロデューサー兼デザイナーであるSUGIは、当時の若き建築士達が果たせなかった夢をリノベーションの様式で引き継ぎ、日本画とコラボすることで昇華させました。

リビングダイニングに飾られた40号の日本画は迫力が有ります。原画「sense」の奏でる潮騒と艶やかな色彩が生活空間に溶け込む「世界にひとつ」の美しいリノベ芸術建築作品です。

私事「COELA HIDE」はこのブログ原稿を書きながら、この様な創作活動に関与出来ることを感謝し幸せ感に満たされてしまいます。

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